
それぞれのFileは, 基本relation key として, 患者ID(6ケタ)と受診日, 受診回数
よりなるTEXT(全15ケタ)を使用します。
例
患者ID番号1010(001010), 2003.2.23(20030223)受診で, その日の第1回目受診(1)なら
001010200302231 となります。
C Fileは 月々のdataですから番号と年月のdataで, 001010200302 (12ケタ)が基本です。
薬剤, 診療行為は, 自前で略号を振り当てています。(重複しなければなんでもよい)
- このプロトタイプ1では, レセプト記載上の重複回避 をどの様に実現するかという工夫です。
- 処置を例に出しましたが, 注射, 検査,
診察も同じ手法で包括化できます。
(例1)
創傷処置1
使用薬剤: ゲンタシン軟膏 3g
使用薬剤: ソフラチュール 1枚
(例2)
創傷処置1
使用薬剤: ソフラチュール 1枚
使用薬剤: ゲンタシン軟膏 3g
(例1), (例2)という行為は
日々の診療での記載順序が入れ替わっても同じものとみなされるべきです。レセプト上は x 2
として表現されねばなりません。これは入力時にポータルにソート(行為コード, 材料コード)をかけておけば順序は同じにできます。
- (例3)
創傷処置1
使用薬剤: ソフラチュール 1枚
使用薬剤: ゲンタシン軟膏 1g (!!)
しかし, 内容が変われば異なる行為と見なされます。
以上の一連の行為の重複回避は B Fileの 結合語作成Script と C Fileの 重複項目処理Scriptで実現できます。
具体的には
1. 包括すべき項目に共通な"結合語"を付与します。これは, すべてのコンポーネント(行為コード+数量)を継ぎ足したものです。
下記の例ではSS1GTCN3SFC1(D610結合語0), となります。
創傷処置1 (SS1)
使用薬剤: ソフラチュール 1枚 (GTCN3)
使用薬剤: ゲンタシン軟膏 3g (SFC1)
ただし, 上記の 例1 と 例2が同じ 結合語にするためには ポータル (relationでも可)のソートを設定しておくこと
2. これに各コンポーネントのコードを付け足します(D612結合語1)。
創傷処置1 (SS1)
SS1GTCN3SFC1SS1
使用薬剤: ソフラチュール 1枚 (GTCN3) SS1GTCN3SFC1GTCN3
使用薬剤: ゲンタシン軟膏 3g (SFC1)
SS1GTCN3SFC1SFC1
- このラベルによって,各項目が一連のグループの中のどの項目であるかが分かります。
- 例えば, SS1GTCN3SFC1GTCN3 は SS1,
GTCN3, SFC1というグループのGTCN3と認識できます。これによって重複回避の処理が可能となります。その処理はC
Fileで行います(Script: 重複項目処理)。このScriptではポータル内の前後のレコードのField値をCopy &
Pasteを繰り返しながら連携させて行きます。Scriptにcommentを入れてありますので checkしてみて下さい。
そして重複,と判定されたD Fileレコードの relation
key(D012)を空白にすることによってそのレコードを無視します。つまりC010とD012をrelationすると,
有効なデータのみ表示されます。(Cのレイアウト: 完成画面)
Filemakerでは, レコード相互のデータ工作は,
ポータルを使ってやるしかありません。特に,前後のレコード間のデータのやりとりは単純な関数を使った計算式だけではできません。それはポータルをうまく
使うことで実現できます。(他のDataBase, Acsess, MySQL, etcではどうして実現させているのか知りませんが...。)
- このPrototype1中の B Fileの結合語作成Script, C
Fileの重複項目処理Scriptはそのような使い方の典型例だと思います。Prototype2のレセプト処理ではこの方法を多用しています。
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